木を使った印象的なファサード5軒

K.Matsunaga K.Matsunaga
House in Daisen, 大角雄三設計室 大角雄三設計室 Casas escandinavas Madera Acabado en madera
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新建材の普及によって、外観にサイディングなどの材料が使われることも多くなりました。住宅にとって外観は顔となる大切なポイントです。本物の木材は経年の色の変化やお手入れをしながら育ててゆくもの。お手入れは必要かもしれませんが、本物の風格はやはりとても素敵です。木を使った素敵なファサードの5軒を見てみましょう!

凛とした佇まいの美しい家

キタウラ設計室が手がけた、北海道に建つ住宅です。機能と美しさは相反するという作り手。優れた家もまた美しくありたいとの思いが込められています。無駄のないフォルムの外観は、幾つかのボックスが組み合わされたシンプルな形状ですが、大きなバルコニーや朝日の入るガラスの窓など工夫が凝らされていることに気がつきます。線の細い木材をあしらい、繊細で引き算の美しさを引き立たせるファサードです。

溢れる光が美しい家

大山の麓の別荘地に建つ、自然に囲まれたこの家。土地周辺の木を伐採することなく、できるだけその森の景色に溶け込むことを意識して大角雄三設計室により計画されました。外壁に使用されている木材は、スリット状に組まれ、間にガラスがはめ込まれ内部の断熱性を高めるように配慮されています。均一でないスリットの隙間から溢れる光はまるで木立の様子を表すようでとても美しく、昼間の姿とまた違う佇まいの美しさにはっと息を飲むことでしょう。

ミニマリストの家

ほとんどものを持たない暮らしを望み、シンプルに生きる住まい手のための家です。敷地周辺には公園や緑地などの風景があり、それを家の中へ取り込む工夫がファサードに生かされています。ベースとなる箱と、景色を取り込むために設けられた開口部。全体をルーバーで覆うことでシンプルな佇まいに深みと余白が生まれ、目にする人を引き込みます。畠中 秀幸 × スタジオ・シンフォニカ有限会社はミニマリストというテーマを深く噛み締め、シンプルながらも広がりをもつ住まいを提案しています。

木材ならではの温かみを感じる家

誰もが一度はログハウスのような、木に包まれた家に憧れたことがあるのではないでしょうか。木の持つ香りや温かみのある風合いはそれでしか感じられない特別なものです。AMI ENVIRONMENT DESIGN/アミ環境デザインが手がけたこの家は、木材をふんだんに使い、露天風呂のある、木の素材をめいっぱい楽しめる家です。外部、内部共に贅沢に木材が使用され、香りに包まれながら年月と共に味わいを増していくことでしょう。

小さな世界を楽しめる家

MASAKI YAMADA ARCHITECTUREが手がけた、外観全体を木製ルーバーに覆われている一見シンプルな四角い家。明かりが灯っている部分から見えるように、四角の中には小さな家が隠されているような佇まいが神秘的で興味を引くでしょう。昼間はこの姿は見えず、夜の明かりによってこの小さな世界は姿を現します。アプローチを兼ねたこの小さな家のある中庭は、和室からも景色を楽しめる坪庭のような雰囲気が作られています。ミニマルな世界観でありながら、ユニークさと神秘性を備えたこの住まいは、ファサードの大きな可能性を感じさせてくれます。

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