間仕切りのないオープンな間取りはどこに居ても家族の存在を感じられ温かい住まいをつくることができますが、賢いゾーニング方法を取り入れればオープン空間を保ちながら必要に応じて住空間を有効活用することもできます。今回は、そんな便利な間仕切りアイデアをご紹介していきます。
間仕切りを上手に利用すれば、壁などをつくることなく大きな空間を区切ることができます。例えばこちらはエントランスから庭へと抜ける大きな通り土間が魅力の住まい。土間とリビングの連続性を保ちながらも、板間のリビングに段差をつけることでしっかりとしたゾーニングができています。
▶「住まいの写真」ページでは様々な種類のリビングを紹介しています。◀
※ リビングの写真ページ
間仕切りとして引き戸を利用したこちらの住まい。敢えてフローリングと畳の段差をなくすことで、大きく戸を開ければフローリングと和室が繋がる一体感のあるスペースが生まれます。簡単にレイアウトを変更することが出来るので、生活し易い環境を簡単に作ることができます。
【ゾーニングについては、こちらの記事でも紹介しています】
こちらは大きな収納と間仕切りを兼ねる可動式家具でゾーニングをする住まい。こちらのような可動式収納家具やまたはオープンシェルフなどで整理整頓しながらゾーニングすれば空間をㇺダにすることなく住空間をスッキリコーディネートすることができます。
可動間仕切りの素材やデザインは空間の印象を大きく左右します。例えば半透明な素材やこちらのような格子模様などの半透明素材で仕切ることで明るく開放感のある雰囲気を保ちながらプライバシーを確保することができます。またガラスなどは防音性に優れているものが多いので防音面でメリットがあります。ゾーニングする場所と希望に沿った素材選びを考えましょう。
こちらのようにリビングスペースとダイニングスペースを分けたり、玄関から部屋の中を見えないようしたりと、テキスタイルを利用した空間の分け方は気軽にDIYできる方法の一つです。つっぱりパーテーションなどを使用すれば安定感も自由度も高くなり気軽にゾーニングを楽しむことができます。
こちらのようなワンルームマンションや一人暮らし用のお部屋でも間仕切りをうまく使うことで、寝室と居住空間を分けたり、部屋が増えたような気分になることができます。また生活にメリハリが出るので暮らしかたも良い方向に変わるでしょう。寝室と居住空間を分けることが出来れば、友達をつい招きたくなる空間も気分もオープンにできるお部屋を作ることができます。
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