考えてみたい!クローゼットの整理術

Aya F. Aya F.
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衣裳持ちさんもそうでない人も、必要なのがクローゼットスペースです。四季ごと、TPOごと、家族それぞれのもの、などと考えると膨大な量の衣服を収納することになります。このスペース、やはり使いやすさを考えて整理したいものですね。今回は使いやすいクローゼットスペースの作り方、整理方法のコツをまとめてみました。

空間をうまく使うために計画をしよう

まずはクローゼットとして使う空間をいかに有効に利用できるかを考えていきます。サイズはどうであれ、部屋を一つ衣裳部屋として使えるのであれば、収納家具の配置や壁に収納スペースを新しく作るなど、横だけでなく、縦の空間も使えるように計画していくことが効率の良い収納スペースを作るためには大切です。よく使うものは中段、重いものや小物は下段、軽くて使う頻度が低いものは高いところに仕舞えるように棚のサイズ、幅などを変えていくと使いやすくなります。家族全員のものを一か所に仕舞うのであれば、個々のスペースを決めることも大切。

こちらの写真のように、部屋の壁一面をクローゼットとして使う場合も、使用頻度の高いものを手の届きやすいところに置けるように考えます。

季節ごとの衣替えを考える

四季があり、一年を通して気温の差が激しい日本では、衣替えは必須。歴史的に見るとかつては年に4回あった衣替えですが、現代では年2回が通常。クローゼット内の入れ替えは、やはり暖かくなる時期と寒くなる時期の2回でしょうか。入れ替えをしやすくするコツは、収納ボックスを利用すること。真夏・真冬にしか着ない衣類と春夏・秋冬に着る薄手のものの4つに分けておき、明らかに出番のないボックスはクローゼットの上段に収納しておくのがスマートです。

衣類の整理法

畳んだりハンガーにかけたりと衣類の整理方法はいろいろあります。全部ハンガーにかけて吊るしてしまえたら楽ちんなのですが、スペース的には難しいですよね。薄手でしわになりにくいもの、型崩れしないものは畳んで引き出しなどに収納するのがコンパクトです。逆に畳むのには分厚すぎるコートやしわが気になるスーツ、畳んでしまえるけれどすぐ着る予定のシャツなどはハンガーにかけておくと取り出しやすく便利です。

靴はどう仕舞おう?

フォーマル、インフォーマルなど用途ごとに意外に増えてしまう靴。玄関の靴箱だけでは収まり切れず、別の収納場所を確保するのも大変だったりします。もし小さなスペースを確保できるのであれば、靴用のウォークインクローゼットを作ってみるのはいかがでしょう?こちらは遊友建築工房の北欧インテリアの似合う家の靴収納。床から天井近くまでしっかりと収納スペースがあって、家族の靴がしっかり入りそうですね。こんな贅沢なスペースがない場合も、クローゼット内に余裕があれば衣類と一緒に仕舞ってしまっても服と合わせるときに便利です。

アクセサリーの整理はどうする?

見た目に美しく、かわいらしいアクセサリーは、見せる収納方法も素敵です。壁にピンを刺してネックレスをひっかけてみたり、三段のアフタヌーンティースタンドにディスプレイしてみたり、麻紐を壁に張り巡らしてピアスをひっかけるのも楽しいですよね。でももしクローゼット内に余裕があるなら、中段あたりの棚をアクセサリー用にしてしまうと、服のコーディネートの時にも便利です。長いもの、絡まりやすいものは壁にかけて、小さいものはボックスに入れてまとめると、選ぶときにも取り出しやすいですね。

クローゼットの色使い

クローゼットの形・位置にもよりますが、暗いのであれば明度の高い壁色、壁紙にしてみるのも部屋を明るくするための手段として活用したいところ。他の部屋から見える衣裳部屋であれば、壁紙を華やかなものにしてアクセントにしてみてもいいですし、カラフルなワードローブなのであれば、敢えてクローゼットをミニマルなイメージで真っ白な壁と棚にすると鮮やかさが引き立ちます。

鏡の配置を考えて

クローゼットに絶対置きたいもの、姿見。上から下までコーディネートして全身をチェックできるサイズの鏡はとても重宝します。クローゼットの広さが許すのであれば、どこかの壁面、ドアの裏面、扉などを大きな鏡にしてしまうといいですね。遠目にチェックできるように鏡から離れられるようであればなおよし。ライティングが自然光に近いものであればパーフェクト!

クローゼットの照明は?

部屋の奥まったところにクローゼットがあるのであれば、照明は絶対的に必要です。新しく照明を取り付けるのであれば、LEDのダウンライトがおすすめ。明るいけれど、天井にすっきりと収まってスタイリッシュですし、上の棚の物の出し入れの時も邪魔になりません。寿命も長いので取り替えの心配が少なくて済みます。センサー付きだとより快適です。光の色もいろいろ選べますが、青白い明かりでは服の色もはっきりしないため、電球色か昼白食が一般的です。天井が高いのであれば、ペンダントライトでもアリです。

クローゼットのデコレーション

見せるタイプのクローゼットならば、いろいろと見た目に楽しいデコレーションを施したいものです。棚に収める収納ボックスのデザインを揃えてみたり、マスキングテープやステッカーでオリジナルテイストを出してみたりしても楽しいですし、おしゃれな服を目立つところにかけてブティック風のスタイリッシュなお部屋にするのも素敵です。こちらはクローゼットの壁にランダムにコロンと丸いフックがついています。着たい服、持っていきたいバッグなどをお好みで壁にアレンジできて、便利でありながらも遊び心を感じさせる楽しいクローゼットデコレーションです。

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