大屋根が与える安心感!趣味を楽しむアトリエのある住まい

K.Yokoyama K.Yokoyama
アトリエのある趣味をいかす家, ユミラ建築設計室 ユミラ建築設計室 Livings modernos: Ideas, imágenes y decoración
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みなさんは、趣味を思う存分楽しむための空間を住まいに設けていますか? 今回ご紹介するのは、東京を拠点に活動するユミラ建築設計室が手掛けた、趣味を楽しむためのアトリエがある住まいです。さらに、研究者であるというクライアントさんは、帰宅後も家で研究ができるようにアトリエのほかに、広い書斎も希望していました。その結果、趣味と仕事が自宅で思い切りできるお洒落な家が実現しました。大屋根が目を引くこの住まい、一体どんな様子になっているのでしょうか?さっそく詳しく見ていきましょう!

大屋根が目を引く外観

異なる素材や色を組み合わせた外壁が、モダンでお洒落な住まいの外観です。でも、何と言っても目を引くのは、建物を守るかのように、がっしりと覆っている大屋根のデザインではないでしょうか。一人暮らしのクライアントさんにとってこの大屋根は、きっとホッとできるような安心感を与えていることでしょう。研究者であるクライアントさんの趣味は絵画だそう。そのため、大屋根を持つこの建物の中には、仕事場のための広い書斎と趣味のアトリエが設けられています。

緑がいっぱいの玄関周辺

クライアントさんの希望は、趣味を楽しむことと同時に、緑に囲まれて生活することでした。その言葉通り、建物の隙間のスペースには多くの草花が植えられ、建物周辺は緑のあふれる空間となり、外観のデザインに華やかな彩りを加えています。仕事で疲れて帰って来ても、この緑を見るだけで毎日気持ちが癒されそうですね。

リビングを兼ねたアトリエ

住まいの1階の様子。リビングを兼ねたアトリエは庭に面して設けられています。開口から緑あふれる景色が常に眺められるので、創造力を掻き立てられて、きっと素敵な絵が描けることでしょう。また、椅子に座りながら、ゆったりとした気分で飾られた作品を眺めることもできます。大屋根の下の部分は吹き抜けとなっており、2階の書斎とはその吹き抜けを通して空間的につながっています。 アトリエに続いて設けられた和室部分は、障子戸を開けることでアトリエとつながり、1階空間が開放感のある広々とした部屋になります。

大屋根によって出来た吹き抜け

1階のアトリエ側から吹き抜けと2階の書斎を見た様子です。2階の書斎の下はダイニングスペース。部屋を効率よく区切り、大屋根の下を利用した吹き抜けによって住まい全体が広く快適な空間になっているのがよく分かります。クリーム色の優しい色味の壁と、書斎部分に飾られたグリーンが、部屋全体にリラックス感を与えていますね。

研究者にとって大切な書斎

2階の書斎の様子です。研究者であるクライアントさんにとって、書斎は多くの時間を費やす場所。吹き抜け空間に面して大きなデスクを設置することで、書斎からも住まい全体の様子がすぐに見渡せるようになっています。また、天井にはトップライト、アトリエ上部には高窓があるため、空間には十分な明るさがもたらされます。さらに、高窓からは外の山並みが楽しめるそうです。書斎での作業に疲れたら、隣にある寝室にすぐに休みに行くことが出来ます。

週末はアトリエでのんびり絵画を

2階の書斎から1階を見下ろした様子です。研究のため書斎にこもっていても、アトリエの絵画に自然と目が向きやすい作りになっているので、休憩中に視線を移すだけでちょっとした絵画鑑賞ができるのがいいですね。絵を描ける週末に向けて、研究にもますます気合いが入りそうです。そして待ちに待った週末は、庭の側に設けられたアトリエで、自然光を感じながら思う存分作品制作に取り組むことが出来ます。

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