どんな本棚に本を収納しよう？

雑誌コミックや本を含めて、通常の一人暮らしで大体50冊から100冊本を持っていると言われます。でも、かなり本の量が多い本好きにおすすめな本棚は大量の本の量を敢えてインテリアの中心に持ってくることができるビッグラックです。スズケン一級建築士事務所が手掛けたほんとのいえは、１万５千を超える本との生活をするための住宅コンセプトです。大きな本棚を置く際の参考になりますね。

写真：畑亮

重厚感溢れるインテリアにもなるクラシック本棚には、雑誌、マンガ、文庫、単行本、大型本の5種類に分けた上で、収納場所を決めていきましょう。雑誌、マンガは、そのまま本棚に並べると生活感が出ますが、扉やガラスでカバーされたクラシックな本棚ならば隠す収納が実現できます。

オープンでインテリアとしてもアクセントになるウォールシェルフに本を収納する際は、クラシック本棚同様、雑誌、マンガ、文庫、単行本、大型本の5種類に分けた上で、収納場所を決めていきましょう。おすすめは、サイズと色ごとに分けて収納すると視覚的にすっきりと美しい本棚になり生活感がでません。

ミニマルな本棚には、本のサイズや色をそろえ、棚板の間にゆとりをつくりシンプルながらも格段に洗練されて見えるミニマルデザインに沿った本の収納を試みてみましょう。DVDやCDはさらに箱に入れてまとめて収納、雑誌は別の場所に置くなど、収納する本を少し選ぶだけで各段にミニマルな本棚として洗練されて見え知的な雰囲気もアップします。

バウハウススタイルの本棚はどうでしょうか？合理主義的、機能主義的な概念から生まれたバウハウスデザインは、シンプルで、美しい造形が特徴です。またそのデザインの使い勝手の高機能さからくる合理性的なものがバウハウスです。YUKO SHIBATA ARCHITECTSが手掛けるSWITCH apartmentは、大型ドアを移動させることによって、生活や室内セクションを分離することができる機能的な本棚です。自宅でファイルや資料を開いて急遽ミーテイングをするなんてことが多い人に良いですね。

スペースを大きく利用する本棚はそれ一つで部屋の印象をがらっと変えます。インテリアとしてもっと本を活用しながら本棚を置きたい人には、ウォールシェルフの収納テクニックでも使用した雑誌、マンガ、文庫、単行本、大型本の5種類わけと、さらに徹底した本の色選別がおすすめです。写真の様に徹底して白い雑誌や本で壁との一体感を演出したり、気分で本の色を変えて本で模様替えするのもクリエイティブですね。